看護師だからこそ！予防医学を知ろう
超高齢化社会に突入して平均寿命が延びるなかで、人々が本当の意味で求めているのは「健康寿命」ではないでしょうか。男女共に平均寿命は80歳を超えていますが、その年齢まで健康に暮らせている人はそう多くはありません。長生きしたいとは思っても、治療や介護を受けながら日常生活も思うままにならない状態でいる期間が長いのはつらいものでしょう。そこで、健康寿命を延ばすために注目されているのが「予防医学」です。
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仕事内容を確認しよう
訪問看護師の仕事は、患者さんの自宅に出向いて医療処置や生活サポートを行うことです。病院看護師と共通する部分とそうでない部分があり、扱う患者さんによって求められる専門知識も異なります。かつての訪問看護は高齢者がほとんどでしたが、自宅療養を選ぶ人も多くなってきたことから、子どもから高齢者まで年齢層が幅広くなってきました。最初からすべての専門知識を持たなくても、現場で働きながら知識を深めていくことができます。
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健康寿命と平均寿命の違い
健康寿命と平均寿命は、予防医学の中でよく使われる言葉です。人が生きている期間において健康寿命が長いほど、本人はもちろん世話をする家族や社会保障を支える現役世代の負担を軽くすることができます。日本は世界的に見ても長寿の国で、男女ともに平均寿命は80歳を超えています。健康寿命も平均寿命も女性のほうが長いことがわかっていますが、その差も女性のほうが長くなっています。高齢化社会になっていく中、いかに健康寿命を延ばすかが社会の大きな課題です。
